| クレー射撃とは 飛行中のお皿(クレー)を散弾銃で撃破し、その枚数を競うスポーツです。 ほとんどの競技会では25枚を1ラウンドとし、4ラウンドの合計100枚で行われています。 クレー射撃の歴史 18世紀後半のイギリスで狩猟の技術向上、リクレーションとして始められたと言われています。 現在の粘土で出来たクレーが開発されるまでは、青バト(ブルーロックピジョン)を用いたり、 球体のガラスボールを使用したりと、試行錯誤が繰り返されました。 その後、安定した飛行性や、 散弾の数粒が当たれば割れるという性質を持つ粘土を素焼きにしたものが開発され現在に至っています。 今日ではクレーは国際ルールで大きさ、色、堅さなどが統一されています。 1900年開催のオリンピック(パリ大会)よりクレー射撃は公式種目となり わが国では1956年のメルボルン大会より選手を派遣しています。 クレー射撃競技の種類 クレー射撃には「トラップ」「スキート」「ダブルトラップ」「フィールド」といくつか種目があり それぞれの楽しさがあります。 トラップ 5つの射台を使用し、常に遠ざかるクレーを追いかけて撃ちます。射手のコールとともにクレーが放出されますがクレー の方向は右、左、ストレートのどれが出るかは決まっていません。クレーの放出口は射台より15メートル先にあり、 およそ時速100キロで飛び出します。 スキート 半円形に作られた8つの射台を使用し、プール、マークと呼ばれる2つの放出口から飛び出すクレーを撃ちます。 遠ざかるクレー、近づくクレー、横切るクレーなど変化に富んだ状態で射撃を行います。 ダブルトラップ 数年前にルールが確立された、比較的新しい競技です。1度に2枚づつ放出されるクレーを2発で割ります。 男子では1ラウンド50枚。女子では1ラウンド40枚で行われます。 射撃会 初心者は1人で射撃練習に行くのは何となく不安ですし、技術向上の面からもアドバイザーが欲しいものです。 先輩諸氏がいる射撃会にご参加下さい。誰でも初めは当たらないものです。恥ずかしいなんて思っているのはあなただけです。 ベテラン射手は昔の自分を思いだし、温かく指導してくれるはずです。 射撃会は「銃砲店主催の射撃会」 「猟友会主催の射撃会」や、「(社)日本クレー射撃協会の公式戦」などがあります。銃砲店・猟友会などの射撃会は その会に申し込めば比較的簡単に参加する事ができます。 初心者のうちはスピードの遅いクレーを撃つべきです。一般的に銃砲店、猟友会主催の射撃会は 撃ちやすいクレーで行われています。 上達してきますとスピードが速く変化に富んだクレーに挑戦してみたくなります。 複数の射台をもつ射撃場ではたいてい練習セットと公式セットに射台が分かれています。 公式セットで撃ち始めれば公式戦に参加してみてはいかがでしょうか? では公式戦に参加するにはどうすればいいのでしょうか? まず、下部組織の市、区単位の連盟に加入します。 「文京区クレー射撃連盟」や「○○市クレー射撃連盟」といったところです。そして都道府県単位の「東京都クレー射撃協会」 や「○○県クレー射撃協会」に加入し、「(社)日本クレー射撃協会」への加入となります。それぞれ在住または在勤の地区 での加入となります。もちろん東京都クレー射撃協会の会員が群馬県クレー射撃協会主催の公式戦に参加することも出来ます。 98年度では全国で300回近い公式戦が行われました。ほとんどの都道府県で国体参加選手の予選会を兼ねているケースが 多く、国体以外の(社)日本クレー射撃協会主催のメジャー大会として、本部公式(春夏秋冬毎)や全日本選手権 全日本学生選手権、全日本シニア選手権などがあります。 射撃の魅力 ひとくちに射撃の魅力を語るのは難しいのですが、何人かの射手の意見では「個人競技だから」「試合での緊張感」 「国体、WORLD−CUP、オリンピックを目指せるから」などがありますが、クレー射撃は他のスポーツと比べて 体格の差年齢の差、運動神経の差が出にくいスポーツである、といったところにも大きな魅力があるのではないでしょうか。 射撃の魅力・私見 射撃を始める動機としてまた、始めたばかりの人は「反動、音に魅力がある」「撃つこと自体が楽しい」といいます。 撃つことが楽しければ当たればもっと楽しくなり、多くの友人が出来て一層射撃にのめり込むこととなるでしょう。 仕事関係、利害関係がなく純粋にスポーツに打ち込める時間が過ごせ、充実感や(たまには敗北感!?) 精神的潤いを与えてくれる競技がクレー射撃です。 |
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